物を捨てる勇気
物を捨てる勇気
自分は、片付けられないと思い込んでいませんか。
片付けコンサルタントとして有名な近藤麻理恵さんは、物を捨てる際に「ときめくか、ときめかないか」を捨てる際の判断基準としています。
この基準で物を捨てていくと、身の周りにはときめく物しかない状態になるので、毎日がハッピーになる、という面白い発送です。
一般的に「必要かどうか」で捨てるかどうかを決めてしまうと、「いつか必要になるかもしれない」と思って必要なさそうな物でも取って置いてしまいます。
気が付くと、使用頻度の少ない物等がどんどん溜まり、物で溢れたお部屋に。
当たり前のことですが、増えてしまう物を減らすには、使っていない物を捨てるのがコツです。
物を所有していることに価値はありません。物は、使って初めて価値があるものなのです。
使っていない物は、場所を取るため広い部屋を借りる必要もあり家賃もかかってしまうことも。
しかし、捨てた後で取り戻したくなってしまったら?と考えてしまう方もいらっしゃると思います。
それに関しては、必要になった時に負担なく買い戻せるかどうかを基準にして捨てるこをおすすめします。
いつか使う時が来るかもしれないからと、捨てられずに取って置くと徐々に何処に何があるのか分からなくなってイライラしがちです。
また、思い出の詰まったお子様の工作等の作品については、写真に撮って作品を捨てると方法を取ると、かなりスッキリ片付けられます。
捨て始めるとだんだん分かってくるのですが、気持ちがスッキリするだけでなく、普段使用している物が非常に使いやすくなります。
それでも捨てることに対して迷う場合は、2ヶ月間考慮する期間を持ってから本当に捨てるべきか判断してください。
物を捨てると「まだ使えるのに勿体無い」という罪悪感がどうしても出てきてしまいます。
しかし、実際に物を処分しても困ることは殆どありません。
物を取って置きたいという心理は、過去へのしがみ付きです。
物を捨てることで、過去を整理し新しい自分になる準備をしているのだ、と思えば物を捨てやすくなると思いませんか。
福岡遺品整理プロでは、遺品整理やゴミ屋敷などお一人では中々片付けることが難しいことでも親身になって対応しています。
ご自身の物を捨てるのでも大変なのに、遺品整理をするのはもっと大変です。
遺品は、1点1点大切に整理することを心掛けています。
遠方にお住いで立ち合いが難しい場合でも、立ち会いなしで片づけにお伺いすることも可能です。
ホームページを公開しました
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【朝倉市で遺品整理】ゴミ屋敷化したアパートを遺品整理。貴重品は片付け後にお渡し。
福岡遺品整理プロの柿坂です。
朝倉市で遺品整理と消毒を行ったお客様から声をいただきましたのでご紹介いたします。
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男性は、生前福岡市内で会社を経営されていましたが、会社の倒産をきっかけに、家族関係が悪化されたそうです。
奥様とお子様と別居し20年以上1人で暮らされていました。
5年前から細々と朝倉市のアパートで年金暮らしをしていましたが、持病の心臓病が悪化して孤独死をされました。
近所の方が発見した時は、死後1ヶ月経っていたそうです。
見積もりを出すために、ご家族様と一緒にアパートを訪れると、玄関からリビングに続く廊下まで、びっしりゴミが置かれて足の踏み場がない状態でした。
手を合わせ黙祷をしてから室内に入ると、布団の周り以外はゴミの山と化したゴミ屋敷になっていました。
別居されていたお嬢様からは、遺品は全て処分するように言われました。
しかし、冷蔵庫に貼ってある家族旅行などの写真を見ると、全て処分するのがためらわれました。
作業当日は、白い防護服を着て、室内を消毒してから作業を始めます。
溜まっていたゴミを全て運び出したら、遺品整理を行います。
床に染み込んでいた汚れを丁寧に染み抜きし、室内全体の清掃も行います。
ご家族様から、一人では気持ちの整理が付かず、どうしたらいいか困っていたので、助かりましたと仰って頂けました。
貴重品などは、捨てる訳にはいきませんので、処分せずにお渡しさせて頂きました。
亡くなられてから、遺品をお渡しすることで、残されたご遺族様の感情を傷付けてしまうかもしれません。
いつか残されたお孫様などに写真を見せて、お話ができるようになって頂ければと思います。
【筑前町で遺品整理】ゴミ屋敷状態から原状回復が不要までに回復
福岡遺品整理プロの柿坂です。
筑前町で遺品整理をお受けしたお客様から声をいただきましたのでご紹介いたします。
----- ここから -----
筑前町で、60代の男性が病死で発見されました。
死後、2ヶ月ということでした。
ご兄弟が、福岡市内に住んでいらっしゃいましたが、異変に気がつかなかったそうです。
亡くなる前は、たまに会うことがあったそうですが、無口な方だったので、会っても「あ~」とか「お~」くらいしか言葉を交わさなかったということでした。
ご兄弟にも、それぞれ家庭があって、介護が必要なご両親のお世話などがあり、気付いてあげることができなかったそうです。
今回は、遺品の中からお母様が編んであげたマフラーを探して欲しいとのご要望も承りました。
生前、男性が気に入っていたマフラーなので、棺に入れてあげたいということです。
それから、住んでいたアパートを引き渡す時に、原状回復費用がなるべくかからないように、清掃もして欲しいということでした。
男性の住んでいたアパートに行ってみると、部屋中にゴミが詰まった袋が溜まっていて、ベランダもゴミだらけでした。
病気で、思うように動けなくなっていたのでしょう。
室内は、ゴミ屋敷状態で異臭もしました。
ゴミを外に出してから、タンスの中などにマフラーが入っていないか探します。
マフラーは、冬物の衣類の中にしまってありました。
体液が染み込んだ絨毯を外して、木の床を徹底的に掃除をします。
現状回復費がかからない程度にきれいにすることができました。
ご兄弟に、探されていたマフラーをお渡しすると、とても喜んでいらっしゃいました。
【筑紫野市で遺品整理】ゴミ屋敷状態もお任せください。貴重品や写真などは除けてお渡しします。
福岡遺品整理プロの柿坂です。
お客様の声をご紹介させていたただきます。
筑紫野市で亡くなられた男性の親族から遺品を整理しきれないので、遺品整理をお願いします、とお電話を頂きました。
遺品は、全て処分するようにとのご依頼でした。
離婚をされて30年近く疎遠になっていた男性の部屋のには、好きだったミステリー作家の文庫本が本棚にびっしり収納されていました。
本棚の隙間には、生前勤務されていた会社での飲み会の楽しそうな写真が出てきました。
遺品整理をしていると「本当にいらないのかな...」と、思ってしまうお品物を目にすることが何度もあります。
生前は、鉄道の写真を撮りに旅をするのが好きだったようですが、持病が悪化されてからは、部屋中ゴミだらけのゴミ屋敷状態になっていました。
遺品を片づけながら、貴重品や写真などは除けて他のものを全て運び出しました。
台所や風呂場などがかなり汚れていましたが、高圧洗浄などで丁寧に掃除をしていくと、ピカピカになりました。
遺品整理では、なるべく使用できるものは新しい持ち主に大切に使って頂きたいという思いがありますので、リサイクルなどに出すようにしています。
作業時間は、2時間くらいでした。
遺品は全て処分するようにと言われていましたが、親族の方に写真やご子息様が描いた父の日の絵などをお渡しすると、何も言わずじっと見つめていらっしゃいました。
遺品整理は、何度やっても慣れないものですが、今回も遣り甲斐を感じることができました。